東南アジアの医療・育児分野では日本ブランドはまだまだ健在
日本と海外を行ったり来たりしていると、外国人が日本で流通している商品を大量に買い込んでいくのがよくわかる。
— きさらぎ (@kisara_gi_2) 2018年5月16日
なんだかんだ言って日本で流通しているものって品質とか安全性が高いから、多少高くても買っていくんだよね。
ベトナムは一人当たりGDPは2000ドル強で日本の10分の1以下だけど、例えば普通の家庭でも、子供に飲ませる粉ミルクは、日本製の輸入品を買ったりしている。給与に比べると割高だけど、健康(特に子供の)にはお金をかける家庭が少なくありません。
実際に、知り合いのベトナム人で粉ミルクを買ってきてほしい、という人は結構います。
ベトナム国内でも販売されているけど、偽物かもしれないから日本で買ったものの方が安心なんだとか。
このクラスの中所得層はこれから増えていくし、購買力も上がっていくので、日本品質の製品を売り込むっていうのは、医療や育児分野ではしばらく相当競争力あると思う。それを企業がマネタイズできるかどうかは別の話ですが。。。
2年くらいまでにこんな↓エントリを書きましたが、家電に限らず、というか医療や育児では家電よりも、日本品質の競争力というのは健在です。
一昔前のアジアでは、車やバイク、家電では圧倒的なブランド力を持っていましたが、最近は、中国、韓国の台頭でベトナムでは結構押され気味な感覚。
家電はSUMSUNG, OPPO, シャオミ、ファーウェイ、車は韓国のHYUNDAIがシェア拡大しています。
一方で、日本に対する
”変なものが他の国に比べて少ないという安心感”
はいまだ健在で、こうした”安心感”が重視される、医療や育児はこれからビジネスチャンスなんじゃないかなーと思います。