Field Note

「ああ、なるほどね」を”おすそ分け” 国際協力、食、農業、経済、東南アジアを主とした雑記。

日本人が英語をしゃべれない理由と克服方法 その1

仕事で英語を使うようになって、昔に比べたらだいぶしゃべれるようになったなと思うことが増えた。
 
でも単語や文法の知識は受験生時代の方があったし、学才の頃から比べてもToeicのスコアが劇的に上がった訳じゃないし、じゃあ、ネックはなんだったのかって、考えてみた。
 
 
その1
英語と場面&感情のリンク付け
 
日本語を英語に訳すのでなく、英語で考えろ!
って話はよく聞くけど、じゃあ、英語で考えるって具体的にはどういうことなのか。
自分の中では、
映像化できるような場面や、血の通った感情と直接結び付ける、ってことだと思ってる。
 
つまり、この場面、感情は、英語だとこういう風に言う、っていうリンク付けを自分の中に作ることかと。
 
特に慣用句なんかは、文法積み上げた結果ではないので、
なんで、そんな風に言うの?なんでこっちの単語じゃないの?
って聞いても、そう言うものだから、その方が自然だから、って答えしか返ってこない。
 
日本では単語や文法など各単元を積み上げていく学習は多いけど、場面や感情に表現を結びつける機会ってなかなかない。
 
文法を理解して組み立てられるのも大事だけど、よく使う表現は、自分の感覚から(シチュエーションやイメージから)ダイレクトに出てくるようにする、それぐらいになるまで繰り返し使う、もしく誰かが使ってる場面を見て、自分の中にイメージを作り込む、ってのも同時に必要。
 
まとめ
 
課題
日本語(言葉)と英語をつないで学習するから、いざいという場面でぱっと出てこない。
克服方法
日本語と英語をつなぐだけじゃなく、実際のシチュエーション、感情やイメージ(頭の中に描く映像)と表現を結びつける 。そのためには実際の場面に出くわす、もしくは映画などシチュエーションが自分の中に残るような素材を使って学習する。
 
その2へ続く