Field Note

「ああ、なるほどね」を”おすそ分け” 国際協力、食、農業、経済、東南アジアを主とした雑記。

ビットコインなどの仮想通貨のウォレットは和訳すると財布だけど、実際にお金が入っているわけじゃないですよ、という話

ブロックチェーンや仮想通貨も勉強がてらちょこちょこ触っているのですが、特殊な用語やら、仕組みがよくわからなかったりして、色々調べることが多いので、調べたことを忘備録的にメモして行きます。

 

同じ悩みを抱えた人が、たまたま見つけて救われることも祈りつつ。

 

今回は、ビットコインを初めとする仮想通貨を保管する為のウォレットの仕組みについて。

 

ウォレット=仮想通貨を入れておく財布な訳ですが、いろいろな種類があります。

・ウェブ上で取引所にあるウォレット

・PCなどにダウンロードしたアプリケーションのウォレット

・外付け(?)のメモリスティックのような物理的な形を持ったもの

 

それぞれの違いは、いろんなサイトで解説してくれているのでここでは触れませんが、

 

自分が一番引っかかったのは、

 

で、結局お金(残高)はどこに入っているの?通貨の保存場所はどこなの?

 

ってとこです。

 

例えば、PCにウォレットのアプリをダウンロードして、そこにお金を移したとします。

ウォレットって名前からすると、ここにお金が入っていて、PCにウォレットが入った状態でPCが故障すると、中の残高ごと消える。。。

みたいなイメージを持ちがちですが、これは違います(バックアップがなければ残高取り出せなくなりますが)。

 

結論から言うと、ウォレットには、残高データは入ってません。

PCに直接お金入ってたら、そこのデータをいじれば残高操作できちゃうわけで、ブロックチェーンの特徴である、分散型台帳、になってないですし。

 

ウォレットといのは、ブロックチェーンに保存された残高情報にアクセス、管理するための鍵やブラウザがセットになったもの、っていうイメージが近いです。

財布っていうより、自分専用ミニ銀行の窓口ってイメージの方が近いのかもしれません。

 

・お金を受け取る時の送金先であるアドレスを管理したり

・残高の照会をしてもらったり

・送金を行ったり

 

それらの管理機能をまとめたアプリケーションです。

 

特殊なのは、この自分専用ミニ銀行は窓口が自分が持っている1箇所しかないので、その窓口(ウォレット)をなくしてしまうと、他の取り出し口からは一切取り出せなくなるよ、っていうところでしょうか。

 

ウォレット使い始めてからずーーっと悶々としてたんですが、下のツイートの通り、めちゃくちゃわかりやすく解説してくださってた方がいたので助かりました。

 

感謝感謝。