<書評>アマゾンのすごいルール
アマゾンのすごいルールを読みました。
タイトルの通り、アマゾンの内部で重視されているルールが書かれていて、なぜアマゾンが急激に成長してきたのかがわかります。
印象的だったのは、アマゾンは、やたら特殊なことをしている訳ではなく、あくまで、
数字に緻密
顧客第一
PDCAを回す
スピーディ
リスクを取る
リーダーシップの重視
など、ビジネスで成功するために当たり前の原則を高いレベルでこなしているだけで、
時間軸、スピード感、スケール感が違うだけのシンプルで愚直な会社なんだ、ということ。
具体的な例を上げると、アマゾンで重視されている考え方に、
「Are right, A lot」多くの場合正しい。
というのがある。
つまり、
多くの場合正しい
=間違える場合もある
=間違えても、軌道修正すれば良い。
ということで、失敗を恐れずスピーディな意思決定をしていくという姿勢が現れている。
日本の企業や特に役所はこういうところが圧倒的に弱い。
典型的な外資の考え方を学べた一冊でした。