Field Note

国際協力、食、農業、経済を主とした雑記

「業務経験がある」とはどういうことか?

求人の要件には、

**に関する業務経験、

という形で記載されているのをよく見かけます。

 

個人で仕事を取っている人、コンサルタントでプロポーザルを書いている人も、発注者に自分をアピールするために、

**に関する経験が××年あります。

というアピールの仕方をすることが多いと思います。

 

でもそもそも「業務経験がある」、って一体なんなのか?

業務経験がある人と、ない人では何が違うのでしょうか?

 

1つは間違いなく知識です。ある業界で仕事をしていれば、業務を行う中で業界に関する知識が増え、いちいち調べなくてお業務をスムーズに行うことができるようになります。

 

ただ、知識に関しては、書類などを通じても得ることができますし、最近はGoogleで検索すれば専門知識でもかなりが見つかる時代で、以前ほど知識の量による敷居は低くなってきているのは間違いありません。

また、書類を読んで知識を得ただけで、実際に業務経験がある人と同じだけのパフォーマンスが出せるかというと、そうは行かないように思えます。

 

では一体何が決定的な違いなのかですが、一言で言うと、

 

事業を行なっていく上で発生する問題への対処の仕方

 

だと考えます。

 

具体的には下表の通りです。

 

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知識があるだけでは経験がある人と同じような対応ができないのは、紙面などから得た知識だけでは、実際に起こる問題や、それに対してどのような対策を打てば効果的なのか、について詳細にイメージしたり、危機感を持ったりすることが難しいからです。

 

これがロボットなら、データを読み込んで、リスクを評価して、機械的に対処、、と言うことができるのかもしれません。

ただ、実際に働くのは人間な訳で、読んだだけ、知っているだけより、実際に経験した方が、細かい点まで肌感覚を持って判断できる分、判断の精度が高くなりますし、人に伝える時にも説得力が出ます。

 

例えば、実際に災害を経験した人の方が、災害の怖さをよりリアリティをもって伝えられるように、

実際にそれを経験したことがある人の方が、

**になると困るから、事前に△△を準備しておこう!

という風にチームや人を動かせるのだと思います。

 

 逆に言えば普段仕事をする時から、そう言う視点を意識していれば同じ仕事をこなしていても得られるものが違ってくるかもしれないですね。